福岡の中心で天体を見た!~天神天体観測会vol.1開催

tsuki_01

毎月第二月曜日に開催する「科学雑誌読書会」のスピンアウト企画として、2013年8月12日(月)19時半より、「天神天体観測会vol.01」を開催しました。開催の経緯は科学雑誌読書会の主催:小林竜馬さんらとお話している中で、科学雑誌読書会の中での会話や、竜馬さんと山岡先生の5年ぶりの再会等、様々な好条件が重なり開催することとなりました。

今回ご協力頂いたのは、九州大学理学研究院物理学部門助教、天文学者の山岡均先生。今回は九州大学Tシャツで登場。(Tシャツのデザインがカワイイ。)先生は大学での研究の傍ら、様々な場所で天文学の楽しさを子どもから大人まで伝える活動を通じて天文学の普及に努めていらっしゃいます。その活動の中には3ヶ月に1回、飲食店で開催するサイエンスパブという人気企画があります。このイベントは毎回100名を超える参加者が飲み物などを片手に宇宙や天体について気軽に話せます。次は来月でしょうか。気になる方は是非一度ご参加ください。(詳しくはコチラ。)とにかく休む暇なく活動していらっしゃいます。
tsuki_03

竜馬さんの開会宣言後、山岡先生は天体観測の面白さや天体望遠鏡の仕組みなど天体の魅力を親切丁寧に解説。参加者全員、天体の面白さに引き込まれます。参加者の中にはメモを取る方もいらっしゃるほど、天体観測への関心の高さが伺えました。
tsuki_01

そしてこのコンパクトな箱。これは先生が約30年以上も前に独学で作った望遠鏡で、いまだに現役で活躍中です。先生の体と比較するとその大きさに驚きです。
tsuki_04

そして、色んな部品が組み合わさると、あっという間に天体望遠鏡の完成です。完全手づくりの凹面鏡入りの反射望遠鏡。とても新鮮です。
tsuki_05

白い方は屈折望遠鏡です。電源があれば自動で追尾してくれる便利な望遠鏡。こういうタイプもあるんですね。二つ並べても勇ましい二つの望遠鏡で観測していきます。
tsuki_06

解説を聞いた後に移動します。余談ですが、いつも男性が多いイメージがありますが、今回の参加者の約7割は女性。理系女子、素晴らしい。
tsuki_07

屋上ではこんな感じです。飲食を持込み気軽に話せる環境です。天井が無いから開放的。意外に暑くない、風も通り天体観測日和。
tsuki_08

乾杯のご発声後、観測会開始。屈折式、反射式は違えど、どちらも天体望遠鏡。どんな月が見えるのか楽しみです。
tsuki_09

これが屈折望遠鏡で観察した月。上限の月でもう少しで半月という所でしょうか。月の表面クレーターもくっきり見えて、手の届きそうなところに月があるような錯覚に陥ります。残念ながらうさぎはいませんでした。次の機会に現れてくれることでしょう。
tsuki_01

月の撮影会。天体観測会は俄然盛り上がります。撮影風景を見てると、月はみんなのものなんだなぁと改めて思います。この日は薄雲の影響もあり満足のいく月は数分程度。土星の観測までは難しかった。なにより夏の大三角形も見れなかった。これはリベンジですね。
tsuki_10

月が雲に隠れている間は先生を囲んで天体トーク。ココでしか聞けない裏話なども。普段聞けないことを聞ける機会になって本当に良かった。
tsuki_11

最後はもちろん集合写真。天体観測と言えば、そう、このポーズ。「ピンクレディのUFO」。昭和のアイドルはここにも健在です。サイコーです。
tsuki_12

【まとめ】
今回、薄雲の影響もあり「月」のみ観測に成功。改めて星の楽しさを満喫しました。他の星が見れなかったのは残念なので、次回リベンジのvol.2にしたいですね。天体観測会は都心部から離れないと開催できないイメージがありましたが、福岡市内でも十分観測できるんだなと再確認。お仕事帰りのサラリーマンが集まる新たなビジネスになるのかも。立地条件が良い場所での天体観測会もこれから定期的に開催していくことで、一人でも多くの天体ファンが生まれ、理科好きな大人がまた一人増えていくことを期待しています。次回は大学かどうか。個人的にはビアガーデンの期間が終わった秋に天体観測会をやりたいですね。ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。
最後に今回の写真の中で一番好きな写真。山岡先生が手づくりの望遠鏡を調整するところ。約30年前の自分と会話しているような感動の一枚です。
tsuki_13

 


サイエンスカフェ・ミートアップ