自転車分解ワークショップ!

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以前より特殊な工具が無いと分解できない自転車をどうにか分解してそのメカニズムが知りたくて、ムズムズして、1年じっくり日にちをかけ仲間を作り、やーっとの想いで自転車分解ワークショップを開催することできました!今回はみんなで自転車を分解したワークショップの様子です。

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今回は天神のとあるビルの屋上を貸切る大胆なシチュエーション。自転車分解ワークショップの中心は佐賀大学で放置自転車問題に取り組む「チャリさがさいせい(緑のジャンパー)」のみなさん。自転車の工具をふるスペックで揃え、男女問わず日や自転車の修理販売しているプロ集団。間違いなく僕の1年間の想いを解決できるにちがいない。団体の説明に続き、早速自転車分解が始まります。

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早速佐賀大学1年生ルーキー2名がハンドルを押さえ六角レンチでハンドル中央のボルトをグリッグリッと外していく。想像ではハンドルと前タイヤまで一本のパイプでくっついているモノかと。ボルトはあくまでも押さえ込んで接合しているだけのもの。ステム毎が外れ、下のタイヤもあっという間に外れるのかと思いきや、意外にネジが長くある程度のところでゴムハンマーで上から叩く。叩いたところでどうにかなるものでもないと思っていたら、叩けば叩くほど、ボルトが浮き上がってきた!どんどん上がってくる!そして「せーの」の掛け声でハンドルとステムを外すと、

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想像をしていなかった形状をしていました。「ステム」部分の下には、「ウス」という斜めのパーツがあり、先程引き上げたボルトと「ウス」がワンセットになっているようで、ボルトを締めると「ウス」が斜めに入り込み「ステム」とハンドルを本体に接合していたようだ。後に色々調べていると自転車の種類も多数あるが基本的にはハンドル部分はこのようなものになっているという。

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構造イメージ。
ヘッドセット整備 よろず研究所を参照すると一連のメカニズムが分かります。

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続きましてハンドルの下部分と行きたいところだがなんとも固い。ベアリングも見えない。どうもグリスが切れているのでカッチカチだったようだ。すぐさま諦めタイヤを分解。

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タイヤはブレーキワイヤのアジャスタを調整、ロックナットをゆるめるとブレーキシューの間隔が広がる。タイヤは本体に接合されているナットをスパナで外していくと、あっという間に外れます。タイヤの中心にはベアリングがあり特殊なグリスで塗られているので慎重に外してなくさないように保管。タイヤ本体のバラシはムシゴムを外しゴム部分にスパナをはさみあっという間に車輪、ゴムタイヤ、チューブに分かれます。ここまでできればパンク修理はできる。どこが抜けているのかを探すのみ。ただしよく聞くと、パンプはチューブに穴が開いている場合もあれば、ムシゴムの劣化、チューブの空気が抜けていると、車輪とチューブが挟まり破れてしまうこともあるようです。これも要チェックですね。(フロントハブ整備 よろず研究所参照)

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クランクを外します。ペダルレンチを使いペダルを外した後「ソケット+スピンナハンドル」を駆使して外すと、またもやベアリングが登場。鉄と鉄の結合部分には必ず潤滑油として入っているのです。(ボトムブランケットベアリング修理 よろず研究所参照)

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後タイヤもナットを緩めブレーキユニットの固定ボルト等も外し、あっという間に後タイヤ本体のみに。(後輪のタイヤ交換 よろず研究所参照)

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見事に一通りのパーツが分解。メンテナンスのポイントや部品の交換時期、名称の説明なども一緒に勉強することが出来ました。時間も無いのでこのまま放置。(後程元通りとなりました。)

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やはり大名は路上駐輪があちこちにあります。

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このワークショップの後、参加者全員で天神大名エリアの駐輪場や路上駐輪をチェック。みんなで一つ地図に仕上げる。

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緑色が駐輪場エリア、青色が路上駐輪エリア。天神は駐輪場が多いが自転車が溢れ返り駐輪場が足りない。もしくは地下駐輪場にとめない。大名には駐輪場が少なく路上駐輪が多い。各地域ごとでそれぞれの課題が見えてきた。今回実施したのは土曜日なので、平日だと分布はもっと違ってくると思われる。

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最後は懇親会。もちろん屋上で今日の活動のふりかえりと気づきをまとめました。梅雨なのに雨が降ること無く実施ができてとてもよかった。(自転車も元通り)

【実施した背景】
実は、福岡市は路上駐輪屋自転車と歩行者の交通事故が年々増加し平成21年度以降連続3年間50件以上を超え、自転車向上を求める市民の意見が数多く寄せられています。(交通事故発生状況参照)
自転車問題を改善するための啓発活動の一環でキャラクターが生まれたり啓発映像を放映したりと、様々な活動がおこなれていましたが、この度、平成25年4月より「福岡市自転車の安全利用に関する条例が制定されました。そんな背景の中、理科系の観点より楽しく気づくことが出来ないかと思い、6月8日、サイクルデザイン福岡vol.01を開催し自転車分解ワークショップを実施した次第です。今までの違う観点で組み合わせ、アプローチすることで少しでも改善していきたいと思います。今後も継続して分解する予定です。

【イベント名】
サイクルデザイン福岡vol.01
開催日時 2013年6月8日13~17時
開催場所 株式会社サヴィー(福岡市中央区天神2-7-21)
開催内容 自転車分解ワークショップ
駐輪場マップを作ろう
参加者数 12名
主  催 サイクルライフ福岡
協  力 チャリさがさいせい
株式会社サヴィー
理科ファン
株式会社フラウ
NPO男女子育て環境改善研究所

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